東海地方はトヨタ自動車をはじめとした大企業の本社だけでなく、一流企業の支社も集中する地域です。
しかし「これから東海エリアで事業を拡大していきたい」と考えている企業の中には、人材不足に悩んでいるところもあるのではないでしょうか。
特に営業職は、他の職種と比べて人材確保が難しいと言われています。
この記事では、東海地方で優秀な人材を確保するためにはどうすればいいのかを解説していきます。
目次
なぜ営業職で人材不足が起きているのか
さまざまな職種の中でも営業職は人材不足が顕著だと言われていますが、なぜ営業職から人材が離れてしまうのでしょうか。
営業職はどの業種にも必要で需要が多い
顧客とのやり取りを行う営業職は、製造・小売・サービス業等などさまざまな業種で必要とされています。
そのため、他の職種よりも人材不足を感じている企業も多いと言えるでしょう。
また、少子高齢化もあり、生産年齢人口が少なくなっていることも人材不足に拍車をかけています。
採用自体が難しくなっている中で、営業職の人材確保は難しくなっていると考えられます。
離職率の高さと人材の流動化
一般的な営業職はノルマなどがあり、達成感やインセンティブなどのやりがいも大きい分、ハードな側面もある仕事です。
また業種によっては土日に休めない場合も多く、プライベートを大切にしたい方からは敬遠されてしまうこともあるでしょう。
これらの理由もあり、他の職種と比べて離職率も以前から高い傾向にありました。
さらに人材の流動化で、働き手が転職をしながら自分でキャリアを積んでいくスタイルに変化したことで、よりよい環境を求めて退職する社員も増えています。
人材不足が続けば、仕事のしわ寄せも残っている営業に回り、残業などがストレスとなって辞めてしまうという悪循環を招きかねません。
企業が営業職の優秀な人材を獲得するためには?
人材確保が厳しくなる中で、営業職として優秀な人材を獲得するためにはどのようなことが必要なのでしょうか。
ここでは名古屋を中心とした東海地方の企業に向けての効果的な取り組みをお伝えします。
東海地区での営業職採用におすすめの方法
名古屋をはじめとした東海地区の特徴として、「地元志向が強い」「人との繋がりが強い」ということが挙げられます。
そのため、「東海地方で業務を拡大したい・人材を確保したい」と考えている方は、地元出身者を中心に採用を進めて見てはいかがでしょうか。
地元出身であれば商談を進める際に話題の1つとなりますし、営業をする上でも大きなアドバンテージとなるでしょう。
地元出身者を採用するには、地域の高校や大学に通っている学生、地元企業で働く方、就職を機に地元へ戻りたいと考えているUターンの方を狙っていくのがいいでしょう。
高校生の採用も視野に入れる
営業職の採用活動を行っている企業の中には、大卒採用や中途採用に力を入れているところもあるのではないでしょうか。
生産年齢人口の減少もある中で、今注目されているのが高卒採用です。
製造業や小売業のイメージが強い高卒採用ですが、現在はエンジニアや営業などの求人も多く見受けられます。
今後も人材確保が難しくなる中で、高卒採用を成功させることは1つの強みになるでしょう。
今後の営業職採用に高卒人材を取り入れよう!
人材確保のために注目されている高卒採用ですが、営業職の採用に取り入れ始めた企業も増えています。
現在は高卒採用を行っていないという企業も、今後の人材不足を見据えて始めてみてはいかがでしょうか。
ここでは高卒採用のメリット・デメリットから、高卒採用の始め方までをお伝えします。
営業で高卒人材を採用するメリット
高卒採用と大卒採用を比べた際の大きな違いは、活躍する期間と給与です。
高卒採用では大卒採用よりも4年早く社会人になる分、戦力として活躍する時期も長くなります。
また、高卒と大卒では作業範囲や役割の違いから、初任給も大卒と比べて低い傾向にあります。
企業にとってはコスト面でもメリットがあると言えるでしょう。
また、現在はリモート商談なども普及していますが、営業職は顧客を訪問して商談を行うことが基本であり、体力が必要です
大卒採用よりも若い時期から活躍してくれる高卒採用は、行動力も大きな武器となるでしょう。
営業で高卒人材を採用するデメリット
高卒人材は高校を卒業してすぐに社会人になるため、大卒や中途採用と比べると社会人としての基礎的なスキルがないことは、デメリットの1つです。
この問題は、入社後の教育でビジネスマナーなどのプログラムをしっかり組んでおくことで解決することができます。
現在は高卒入社の社会人に向けたセミナーなども開催されていますので、上手く活用していきましょう。
また、アルバイトや留学、サークルなど幅広い自己PRがある大卒採用と比べると、営業に向いている人材なのか判断しづらいという点もあります。
部活の実績やアルバイトの経験では分からない場合は、「どのように行動したのか」を詳しく聞いてみましょう。
営業は自社の商品知識を覚えて商談でアピールすることや、顧客の要望や問い合わせに応えて関係値を作っていくことが重要です。
自らの積極的な行動が必要な仕事ですので、悩んだ場合は「行動」を判断材料にすることをオススメします。
高卒採用をスタートさせるには?
ここまでご覧になって「高卒採用に興味を持った」「高卒採用を始めてみたい」とお思いの方もいると思います。
高卒採用は大卒や中途採用と違って、厳格なルールがありますので、まずはそれを理解することから始めましょう。
高校生の採用活動を行うには、管轄のハローワークで高卒専用の求人票を申請しなければなりません。
まずはハローワークのホームページから情報収集し、求人票を作成していきましょう。
https://jsite.mhlw.go.jp/aichi-hellowork/list/naka/jigyounushi.html#a1
・ハローワーク名古屋南
https://jsite.mhlw.go.jp/aichi-hellowork/list/minami/junkaisoudan_00001.html
・ハローワーク名古屋東
https://jsite.mhlw.go.jp/aichi-hellowork/list/higashi_00102.html
高卒採用を成功させるポイント
営業職の高卒採用を成功させるポイントは大きく2つあります。
1つ目は求人票の内容を高校生に伝わるように変更することです。
大卒や中途採用と違い、高校生は「営業職」と言われても何をする仕事なのか分かりません。
「お客様の会社に伺い、自社の商品を使ってもらえるようにアピールする」「長く取引のあるお客様を回り、商品の改善点などを聞いていく」など具体的に噛み砕いて文章を作りましょう。
2つ目は教育についての情報を充実させることです。
先述の通り、営業は社会人としての基本的なマナーを身につけておく必要があります。
高校生にとってはハードルの高い部分もありますので、入社後の教育体制が整っていれば、安心して働ける会社だと思ってもらえるでしょう。
また、入社後の教育方法は先生側も重要視する部分です。
内容を詳しく書くことで求人票が先生の目に留まりやすくなり、効果的にアプローチできます。
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