コラム

高卒採用における効果的なプロモーション方法とは?

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高卒の採用成功のためには、まず多くの人材に自社を知ってもらう必要があります。
そこで必要なのが、プロモーションです。

ここでは採用プロモーションの基本的な内容から、効果的な実践法をご紹介します。
大卒や中途採用に活用できるものもありますので、ぜひご覧ください。

採用プロモーションとは

プロモーションとは、商品やサービスをより多くの人に知ってもらおうとする活動のことです。
新卒採用におけるプロモーションは、自社の認知度を高め、興味・関心を持つ学生を増やすことを指します。
自社に興味・関心を持つ学生のことを「母集団」といい、この母集団を形成することが採用プロモーションの大きな目的です。

採用プロモーションで重要なのは、学生たちに響く情報を発信することです。
企業目線での情報発信ではなく、学生目線で欲しい情報や面白いコンテンツを考えることが必要だと言えるでしょう。

採用プロモーションの種類

採用プロモーションの方法は数多くあります。
ここでは、高校新卒採用で活用できる内容を中心にピックアップしましたので、ぜひご覧ください。

採用サイト

企業全体のホームページを持っているところは多いかもしれませんが、採用に特化したサイトを持っている企業はまだ少ないのではないでしょうか。

高校新卒では、求人票など少ない情報で応募先を決めなければなりません。
採用専門のサイトを作れば、先生や生徒がいつでも情報収集をすることができ、企業について詳しく知ることができるでしょう。
自社を理解する生徒が増えれば、応募者の質が上がり、ミスマッチも減らせます。
早期離職の防止にもつながるなど、企業側のメリットも大きいでしょう。

サイト作成は時間も手間もかかりますが、1度作れば、情報を更新しながら長く使い続けることができます。
また、高卒だけでなく、大卒や中途の人材を同時に募集することも可能です。
採用サイトは、人材確保における重要なツールと言えるでしょう。

パンフレット

パンフレットは高校訪問の時にも渡すことができ、生徒にも直接見てもらえるツールです。
写真が載せられるため、求人票では分からないビジュアル面での情報を補うことができるでしょう。
文字を多くすると見にくくなりますので、文章は短くすることが重要です。

また、パンフレットには、採用サイトやSNSのQRコードを載せることができます。
紙面には限りがありますので、載せる情報を吟味し、詳細は採用サイトやSNSを見てもらうのもいいでしょう。
実際にSNSを活用している企業で、パンフレットに載せたことで評判が良くなったという事例もあります。

動画

動画は、求人票やパンフレットと比べて情報量が多いのが特徴です。
仕事内容や自社の魅力など、文章だけでは伝えられないことも動画なら伝えることができます。
「仕事内容」や「社内の雰囲気」などテーマごとでさまざまな動画をアップすることもできますし、生配信などでリアルタイムに求職者と交流することもできるでしょう。
パンフレットと同様、企業理解を深めることで、ミスマッチの減少と早期離職の防止につなげられます。

高卒採用では、1分程度にまとめた採用動画を作っておくといいでしょう。
学校訪問時や企業説明会、職場見学などでも流しやすく有効活用ができます。
また、内容の変化がなければ翌年度も同じ動画を使うことができますので、コストも抑えられるでしょう。
動画のデザインやイメージで、企業のブランディングをすることも可能です。

YouTubeなどの動画コンテンツは高校生の若い世代にも浸透しています。
採用サイトに上げる、パンフレットに動画のQRコードを載せるなど、生徒に見てもらう工夫をすることで、反響が出るのではないでしょうか。

SNS

現在は、TwitterやTikTokなど、SNSを使った採用活動も活発化しています。
特に若い世代はさまざまなSNSを利用しているため、ターゲットに見てもらうためのツールとしては効果的でしょう。
活用する場合は、採用ターゲットが何を使っているかを考えた上で、始めることが重要です。

SNSは初期費用がかからない場合が多いので、コストを抑えたプロモーションをすることができます。
また、情報が拡散されやすく、多くの人に見てもらえるのもSNSの強みです。
一方で、定期的に投稿し続けなければいけない、長期で運用しなければ成果が出にくい、炎上の危険性があるなどデメリットも多いため、運用前に確認しておきましょう。

採用プロモーションを行う前の準備

採用プロモーションの方法はさまざまですが、どのように活用し始めればいいのでしょうか。
ここからは、採用プロモーションを行うまでの準備について具体的に解説します。

採用プロモーションのゴールを設定する

採用プロモーションは、自社の認知度を高め、興味・関心を持つ学生を増やすために行います。
プロモーションを行う前には、母集団形成後に「どのような結果が出ればゴールなのか」を明確にしておくことが必要です。

「応募者を増やす」「採用者を増やす」「新卒社員の定着率を上げる」など採用活動のゴールは多くあります。
ゴールによって、効果的なプロモーションも違います。
やみくもに採用プロモーションをするのではなく、ゴールを決めた上で計画を立てていくことが重要です。

ターゲットを設定する

プロモーションだけでなく、採用戦略全体を通してターゲットを決めることはとても重要です。
ターゲットによって「どんなものに興味があるのか」「どんな情報に関心を持つのか」は異なります。
まずは自分たちがアプローチしたいターゲットを決めてから、欲しい情報を提供していくことが必要です。
特にSNSは、媒体ごとでメインの年齢層や性別が違いますので、ターゲットが決まってからどの媒体を活用するか選んでいきましょう。

媒体ごとのメリット・デメリットを把握する

プロモーションごとでメリット・デメリットは異なります。
例えばパンフレットの場合、生徒に情報を直接届けることができますが、拡散力は大きくありません。
媒体ごとのメリット・デメリットを把握し、より効果の高いプロモーション方法を選んでいきましょう。

戦略に合わせて使い始める

プロモーション方法によっては、始める順番も重要です。

例えば
・まずは採用サイトを作って、動画やSNSなどのコンテンツを増やしていく
・動画やSNSを充実させてから、パンフレットにQRコードを載せる
など、戦略によってプロモーションの優先順位は変わります。

自社の戦略に合わせた方法でプロモーションを始めていきましょう。

効果的な採用プロモーションをするには

採用プロモーションについてさまざまな方法を見てきましたが、採用成功や設定したゴールに近づくような効果的なプロモーションを行うにはどうすればいいのでしょうか。
ここでは、効果的な採用プロモーションを行う方法について説明します。

他社との差別化が図れているか確認する

求職者に関心を持ってもらうためには、他社との差別が必要です。
プロモーションでどれだけ自社の魅力を発信していても、高校生側が「他社と変わらない」と思ってしまってはコンテンツが埋もれてしまいます。

この場合は、競合他社のプロモーションを見て、どのようなことを訴求しているのか確認してみましょう。
他社とは違った方法で、差別化できるポイントをどう見せていくかが大切です。

いくつか組み合わせる

パンフレットにSNSのQRコードを載せる、採用サイトに動画を載せるなど、複数の方法を組み合わせてプロモーションを行うとより効果が出やすいでしょう。

方法によっては長期運用が必要なものもあれば、短期間でアプローチできるものもあります。
組み合わせて使うことで、より多くのコンテンツを先生や生徒に知ってもらうことができるでしょう。

高卒採用支援サービスを活用する

現在は、民間の高卒採用支援サービスでプロモーション事業を行っている場合もあります。
高卒採用に対する知識がありますので、「学校・生徒はどんな内容を知りたいか」など、現場に近い情報を得ることができるでしょう。
また、自社の採用戦略に合わせたプロモーション方法の提案もしてくれます。
初めて高卒採用を行う企業や、高卒採用で思うような結果が出ていない企業は、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

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