若手人材の採用にお悩みのみなさま、こんにちは。
先日、星野リゾートが大学1年生に内定を出したというニュースがありました。
星野リゾート、大学1年生にも内定 早期採用で人材確保https://t.co/V2hvBL81DW
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) October 16, 2024
このニュースに対し、X(旧Twitter)では著名人たちが、大学1年生に内定を出すよりも高卒を採用すればいいのではないかというポストをしたことで、「高卒採用」の話題が盛り上がっています。
高卒で雇ったら良くない!? https://t.co/OkIE4LgKaA
— 田端 信太郎@株道場はじめました (@tabbata) October 16, 2024
いい動きですが、高卒を雇って欲しいです。大学に行かないといい企業が採用してくれないから、無駄な大卒が増えるんだよ。盲目的な偏差値教育をなくすためにも、優良企業が高卒人材の採用を加速して欲しい https://t.co/iJkpx985JC
— 成田 修造 / Shuzo Narita (@shuzonarita) October 17, 2024
目次
なぜ高卒採用を行う企業が少ないのか
高卒採用に興味はあっても、大卒採用と比べてハードルが高いと感じる企業がまだまだ多いようです。
高卒採用の現状
高卒新卒採用をするには、「行政」「企業」「学校」の三者の間で決められた「三者協定」というルールのなかで行う必要があります。
この三者協定では
学校が生徒と企業の間に入って求人に関するやり取りなどを行うこと。試験の連絡、採用結果の連絡などは学校を通じて行う。
生徒が自分自身で就職活動を行う自己開拓や縁故就職に制限はありませんが、9割以上の生徒が学校斡旋で就職しています。
<一人一社制>
学校斡旋で応募する際には、応募解禁日から一定期間、一人の生徒が応募できる企業を一社とする制度(沖縄、秋田、和歌山、大阪、茨城では二社まで)
<求人票>
企業はハローワークに求人票を提出すること
など、企業や社会に対する知識の少ない高校生を守るために独自のルールが定められています。
また、学業を優先し、すべての生徒に公正な就職の機会を与えるためのルールでもあります。
ハローワークによる求人票の受付は毎年6月から開始し、受理された求人情報は7月1日から公開されます。
また、企業による採用選考・内定の締結は9月16日から解禁されます。
つまり高校生は、7月から9月というごく短い期間で就職活動を行うのです。
高卒採用のメリット・デメリット
現在は大学進学率が高いですが、就職を希望する高校生も大勢います。
時に「若さ」は長所にも短所にもなりますが、仕事に関することや生きていく上での考え方など、何でも吸収してどんどん成長していく素直さは大きな強みです。
今までの生活では人間関係のほとんどが学校や家族中心だったため、社会については知らないことばかりで、見えていないこともたくさんあるでしょう。
しかし、私たちも社会に出て間もない頃は、同じように分からないことばかりでしたよね。
そもそも「分からないことが何なのかも分からない」という状況だった方もいるかと思います。
先輩や取引先の方などから叱咤激励を受け、色んな方からの助言で成長してきたのではないでしょうか。
「今どきの若者は〜」という言葉は、ギリシャ時代の壁画や江戸時代の文献にも残っている言葉だそうです。
年上の方から一括りにこの言葉を投げかけられて、憤慨したことのある方もいることでしょう。
能力や人柄は、いつの時代でも人それぞれですよね。
高卒採用の場合は離職率が高いというデータもありますが、これは企業と生徒のミスマッチから生じています。
大卒でも高卒でも長く働いてくれる人もいれば、すぐ辞めてしまう人もいます。
高い分析能力が求められるような職種や、豊富な知識が求められる職種の場合は大卒を採用することになるかと思います。
しかし、離職率を抑えるために重要なのは自社に合っていて能力を発揮し貢献してくれる人材を採用することです。
数年前から高卒人材は「金の卵」と言われはじめ、熊本に工場を建設した台湾積体電路製造(TSMC)も新卒採用600名のうち、100名以上が高卒新卒を採用しています。
以前は高卒採用と言えば工場やサービス業の採用が中心でしたが、近年ではエンジニア職なども高卒採用に力を入れています。
若さというポテンシャルで「学べばできるようになる」職種であれば、高卒採用でも問題ないと考える企業が増えてきているようです。
高卒、大卒、中途と、どのような形の採用をしたとしても社員教育は必要です。
素直で好奇心旺盛な高校生を採用して会社全体を活性化させることも、事業を成長させる一つの要素になります。
ルールの中で高卒採用をするのは難しい?
企業の高卒採用担当は、タイトなスケジュールの中で求人票を作成・提出し、面接・内定出しまで行わなければなりません。
大卒や中途採用に比べて労力がかかるため、せっかく求人票を提出しても採用にいたらず、高卒採用自体を辞めてしまうこともあるようです。
高卒採用の現状でも紹介したように、学校斡旋による採用では企業と生徒は直接交渉ができません。
採用を成功させるためには学校(先生)を経由する必要があるため、学校との強いつながりを構築することが不可欠となります。
学校との関係を持つためには、まず学校へ訪問し、自社について知ってもらうというアクションが必要です。
大卒や中途採用と異なり、先生に興味を持ってもらうためのアプローチが必要なので、高卒採用のノウハウがなければ確かにハードルが高いと言えるかもしれません。
高卒採用をはじめるにはどうすればいいのか
兎にも角にも、高卒採用の肝は「学校とのパイプづくり」です。
また、高卒採用におけるルールの関係上、短期スケジュールで採用活動を進める必要があります。
大卒や中途の採用担当とは別に、高卒採用を専任する担当者を決めたほうが効率よく進めていくことができます。
高校生が理解できる内容のパンフレットや、採用サイトなどの用意もあるほうが望ましいでしょう。
学校訪問で何をすればいいのか
「自社の強み」「同業他社との違い」「どんな生徒に入社してほしいか」を先生にわかりやすく伝えることが重要です。
また、学校が知りたい情報として「仕事内容」「社内環境」「入社後の対応」なども挙げられます。
さらに高校の先生は「大事な生徒を安心して預けられる企業か」という点も重視します。
生徒の親御さんも同様です。
先生だけでなく、生徒自身や保護者に向けたパンフレットなどの資料を用意することも効果的です。
高卒採用支援サービスを利用する
通常業務を行いながら、不慣れな高卒採用も実施することは難しいかもしれません。
例えば、当サービス「ハイスク!」であれば、高卒生の就職に対する意識の高い学校と連携しているので、他サービスに比べて学校との深いつながりを持つことができます。
・高校で「学校✕企業」のイベントを開催
・求人票に載せきれない情報を学校や生徒に伝えることができる会員制サイト
・生徒、先生、保護者の三者に深く理解してもらえるパンフレットや採用サイトの作成
・企業の代わりに学校への訪問の代行
など、「高卒採用のノウハウがなければできないこと」「訪問などの手間がかかることのサポート」を得意としています。
現在は東海地区をメインとしているため、他サービスに比べて小規模な事業ではありますが、「学校とのつながりの深さ」「高卒採用に対する熱意の高さ」といった点で好評をいただいています。
・とにかく若手を採用したい
・活躍できる人を育てたい
・学歴は関係なく事業に貢献してくれる人が欲しい
など、「色眼鏡なしで若い人材と仕事をしたい!」とお考えの企業の担当者様がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お話させてください!
就職活動に悩む先生からのご相談も大歓迎です!
現在の高卒採用のルールには問題点が多いという指摘が増えつつある昨今。
「ハイスク!」はそんなルールの変革を目指しながら、現状においても生徒と企業の双方が後悔しない採用ができるよう、みなさまの高卒採用活動のサポートに邁進してまいります。
\高校生採用の勝ちパターンを見つけるならハイスク!/
これから高卒採用を始めたいと考えている企業の方、高校生採用での悩みを抱えている企業の方はぜひハイスクにお任せください!
・求人票に載せきれなかった写真や動画も載せられて、WEB上でパンフレットのダウンロードも可能!
・WEBを使って遠方の学校にもアタック!時間や場所を選ばずに学校へリーチできる!
・新たな企業と繋がりたい高校が登録しているので高卒求人への意欲も高い!
・学校情報の閲覧やDM送信、学校からのオファーも受け取れるので生産性アップ!
・企業側からだけでなく興味をもってくれた高校側からのアプローチも受けられる!
WEB以外にもリアルイベントで進路指導主事や就職担当の先生との就職情報交換会などを実施していますので、対面でのアプローチもでき、高卒人材の採用の可能性を広げることが可能です。
また、パンフレットや説明会動画などのプロモーション事業も同時に進められますので、より多くの情報提供ができますし、企業を理解して入社することでミスマッチの軽減にもつながります。
高校生採用を行う企業様は、ぜひハイスクをご利用ください!