コラム

学校の情報収集にはどんな方法がある?5つのアイデア紹介!

学校の情報収集にはどんな方法がある?5つのアイデア紹介!

高卒採用を行っている企業の中には、「どうやって学校の情報収集をすればいいか分からない」とお思いの方もいるのではないでしょうか。
高卒採用を成功させるためには、自社に合った高校を見つけることが必要不可欠です。
ここでは、アプローチをする高校の絞り込み方から、さまざまな情報収集の方法をご紹介します。

高卒採用の始め方を理解しよう

この記事を読んでいる方の中には、新しく高卒採用に取り組みたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
高卒採用は大卒や中途採用と違う部分が多くありますので、まずルールを知ることから始めましょう。
ここでは、高卒採用の特徴を簡単にまとめましたので、ぜひご覧ください。

高卒採用の基本ルール

高卒採用は、三者協定でルールが決まっており、企業側はこれに則って採用活動を行う必要があります。
高卒採用の特徴的なルールとしては学校斡旋一人一社制高卒専用の求人票使用などがあります。
学校斡旋は、生徒と企業の間に学校が介入する就職方法で、スケジュールも厳密に決まっています。
学校訪問の開始日や選考開始日などは、厚生労働省から毎年発表されますので、確認しておきましょう。

これらのルールに違反すると罰則があります。
ひどい場合は行政指導の対象になり、今後の企業活動にも影響しますので、内容をきちんと把握するようにしてください。

ハローワーク 求人のお申し込み方法、採用の流れ
https://koukou.gakusei.hellowork.mhlw.go.jp/cont/job_offer.html

学校の情報を集める方法

高卒採用では、学校との関係値を作ることが重要です。
そのためにまずは、各学校の情報収集をしておく必要があります。
では、情報はどのように集めればいいのでしょうか。
ここでは、具体的な情報収集の方法をいくつか紹介します。

高卒就職に積極的な学校を抜粋する

高卒採用を行う上で重要なのは、就職に積極的な学校を探すことです。
初めにデータベースなどを確認し、高卒就職に前向きな学校をピックアップしてみましょう。
目安として、昨年の就職人数が5人以上であれば、高卒就職に前向きな学校だと言えます。

また、工業高校や商業高校は、一般的に人気が高いと言われています。
新しく学校を探す際には、普通科高校も視野に入れて探してみるのもいいでしょう。

また、同じ学校でも全日制と定時制で就職人数が変わることもあります。
採用活動を行いたい地域にどんな高校があるかを把握し、目を通しておきましょう。

高卒就職情報WEB提供サービス – 全国高等学校便覧
https://koukou.gakusei.hellowork.mhlw.go.jp/cont/catalog_college.html

ホームページの確認

アプローチしたい学校がある程度絞りこむことができたら、学校のホームページを確認してみましょう。
学校の所在地や校風、教育方針、卒業生の進路などを見ることで、自社との相性を判断することができます。

高卒採用の場合は、「職場が家から近いかどうか」も応募を決めるポイントです。
勤務地と生徒の通学エリアが近い高校であれば、マッチ率も高くなりますので、所在地だけで判断しないようにしましょう。

特に私立の場合は学校ごとの特色も強く、ホームページなども充実しています。
学校側とコンタクトを取る前には必ず確認し、理解してから訪問するようにしましょう。

OB・OGに話を聞く

学校のOB・OGが自社で勤務している場合には、雰囲気などを聞いてみましょう。
各学校によって生徒の特長や就活へのアドバイス方法などは違います。
OB・OGの意見も貴重な情報の1つになるでしょう。

学校側も、生徒が卒業後にきちんと働いているかは重視しており、OB・OGが活躍している企業に対しては安心感があります。
この場合は関係値も作りやすく、生徒への求人紹介もされやすいと言えるでしょう。

定期的な訪問でニーズを把握

現在の高卒採用活動において、学校へのアプローチは学校訪問が一般的です。
気になる学校があれば、積極的に訪問を申し込みましょう。
企業の営業活動と違い、基本的に断られることはありませんし、訪問することで「高卒採用に積極的な企業だ」と印象づけることができます。

また、気になる学校があれば、採用活動前でも「学校のことが知りたい」という気持ちで訪問アポを取りましょう。
学校訪問は求人内容を伝えるものだと思っている方がいるかもしれませんが、解禁日前でも訪問自体は可能です。
解禁日前の訪問では、学校側のニーズを把握することに重きを置いてみてください。

企業が求人のペルソナを立てるのと同じように、学校側も「うちの生徒にはこういう求人が合っている」という考えがあります。
学校側の求人に対する意見を聞くことで、効果的な採用戦略を練ることができるでしょう。

イベントや情報交換会で交流する

大学新卒ほどではありませんが、高校新卒のイベントや情報交換会も開催されています。
より多くの人と出会いたいと考えている場合は、このようなイベントに参加してみてはいかがでしょうか。

イベントには、高校生と直接会えるものもあれば、先生を対象としたものもあります。
どちらが自社に合っているのかを考えた上で参加するか、もしくはどちらも参加してみて反応のいい方を続けてみましょう。

高校生と直接会えるイベントの場合、学校を挟まず生徒と話すことができるというメリットがあります。
また、高校生自身が就職先を探す場合は、学校斡旋のルールに縛られずに選考することができ、より自社に合った人材を見つけやすくなるでしょう。
しかし高卒就職では自己開拓は圧倒的に少ないのが現状です。
若者の興味を引くビジネスでは一定の効果があるかもしれませんが、参加する場合は学校斡旋と併用することをオススメします。

先生を対象としたイベントの場合、一度で複数の学校とパイプが作れることがメリットです。
学校とのパイプができれば、多くの生徒へ求人を紹介してもらうことができます。
この場合は、学校斡旋のルールに従って採用活動を行わなければなりません。
若者が興味を持ちづらいビジネスや、仕事内容が理解しにくい業界の場合は、こちらが効果的でしょう。

自社に合う高校を見極める採用戦略の作り方

自社に合った高校を見つけるためには、まず採用戦略を作っておくことが必要です。
ここでは戦略作りのポイントをいくつかご紹介します。

高卒で採用する職種と人数を決定する

採用戦略を作るにあたって、重要なのは「高卒で何人採用するか」です。
高卒の場合、大卒や中途と違って、きちんと人数を決めなければならない理由があります。

高卒採用の求人票では、募集人数は必ず守る必要があります。
提出した人数よりも採用数が少ない場合は、求人を打ち切りにすることができません。
そのため、高卒採用活動をする場合は、「どの職種を何人高卒採用で募集するか」をあらかじめ決めておきましょう。

求人に対するペルソナを設定する

求人におけるペルソナとは、採用したい具体的な人物像のことです。
学校の情報収集を行う前に、職種ごとで採用したいペルソナを設定しておきましょう。
具体的な人物像がなければ、どの学校が自社に合っているか絞りこむこともできません。
また、職種ごとでペルソナが違えば、求人票も違う学校へ送る必要があります。

ペルソナが決まることで、より効率的な採用活動を行うことができるでしょう。

高卒採用成功のためのtips

高卒採用には独自のルールがあるため、採用を成功させるには、さまざまな内容を知る必要があります。
ここでは採用成功のために知っておきたいものをいくつかピックアップしました。
採用戦略を立てる上でも重要な内容になりますので、ぜひご覧ください。

採用ツールを知る

高卒採用で用いられるツールにはどのようなものがあるのでしょうか。

まず押さえておきたいのが求人票です。
学校斡旋で求人を行うには、管轄のハローワークに求人票を提出しなければなりません。
高卒の場合は専門の求人票がありますので、詳しい内容を確認して作成しましょう。

求人票の場合は文字でしか情報を伝えられないため、パンフレットや動画などを準備しておくのもいいでしょう。
写真や動画の情報があれば、仕事内容や自社の魅力をより具体的に理解することができます。
学校訪問や職場見学などで使用するだけでなく、ホームページ上に載せれば学校や生徒側もいつでもアクセスすることが可能です。

また、大卒ほどではありませんが、高卒採用にも専門の求人サイトがあります。
就職活動への意欲の高い生徒や学校と効率よくマッチすることができますので、自社に合うものを探してみてはいかがでしょうか。

選考方法を知る

高卒採用には選考に関するルールもあります。
高卒採用の場合、大卒採用のように書類のみの選考を行ってはいけません。
面接や適性検査を実施して内定を出す必要がありますので、事前にルールを確認しておきましょう。

また、公平な選考を行うために配慮するべき14の事項も定められています。
面接の際に、不適切な質問をしてしまわないよう注意してください。

公正な採用選考を目指して _ 採用選考の具体的な方法
https://kouseisaiyou.mhlw.go.jp/methods.html
公正な採用選考を目指して _ 採用選考時に配慮すべき事項
https://kouseisaiyou.mhlw.go.jp/consider.html

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